テーマ/唐芋を生かした6次産業の構築をめざして
国境を越えた民間の知恵とパワーの友好連携で、
各地域を再生するための6次産業を構築しよう!
今年の秋、鹿児島市と鹿屋市をステージに、世界唐芋友好フェスタを開きます。その中心となるのが、第4回の東アジア唐芋友好ワークショップです。
日本、韓国、中国という三カ国の唐芋関係者(栽培農家・大学や行政機関の研究者、加工・販売業者など)が、自然発生的な交流を深めていく中で、二年前、東アジア唐芋友好協会が発足しました。
ここに至るまでの間、すでに各国持ち回りで、三回のワークショップが開かれました。今回は、再び、鹿児島市と鹿屋市で開かれます。
今回のテーマは『6次産業の構築』です。
農業、加工業、販売業の3つの合体した6次産業こそ、地域再生の堅固な土台となるとして、各国ともその構築をめざしています。
とりわけ、地球規模で経済・文化のグローバル化が急激に進む中で、各国とも共通して、農業を基幹産業とする地域が衰微する傾向を強めています。
当面するTPPなどに対応するためにも、6次産業の構築をめざすことは、大切な課題となっています。
東アジアでは唐芋を栽培している地域も多く、6次産業を構築するために、この唐芋を新たに活用しようという動きが高まっています。
各国の事情やノーハウなどを学びあうことで、その構築をより早くより確実にできる可能性があります。
今回は韓国・中国から50人あまりが参加の予定で、他に台湾やアメリカなどからも参加される予定です。
日本の唐芋関係者はもとより、一般の市民の方も自由に参加できる場所と時間もセットしてありますので、どうぞご参加下さいますようお願いいたします。